蜻蛉日記 全訳注 (下) (講談社学術文庫 238)

  • 講談社 (1978年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (390ページ) / ISBN・EAN: 9784061582385

みんなの感想まとめ

女性の心情や当時の社会的立場を深く掘り下げた日記は、作者の本音が色濃く反映されており、特に息子道綱との交流や養女に関するエピソードが多く描かれています。兼家の存在が薄れ、物語が家庭内の人間関係にシフト...

感想・レビュー・書評

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  • 下巻では、いよいよ兼家の足も遠のき、兼家に対する思いを綴った日記より、むしろ息子道綱と女性への歌のやり取りや養女の話など、子供たちの話が多くなる。

    兼家の本宅には入らなかったものの、正妻であり、端から見れば満たされていると思われる作者の本音が詰まった日記は、当時の女性の置かれた立場や感情を残す貴重な記録だが、同時に、日記の内容はかなり意図的に選んでいるようで、源氏物語にも影響を与えるなど文学作品としても重要な意味を持つ。

  • 道綱のことやその関わる人についてのお話が多い。やはり今も昔も子を思う気持ちは変わらない事なんだね。

  • 上中読んだ後何となく放置していたが、ようやく先日購入。
    兼家の夜離れは平常化し、物語の中心は息子の道綱や養女に移っていく。この最後の巻ですら夫に対して意地を張って素直になれない作者が悲しく見えた。

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著者プロフィール

1950年、岡山生まれ
フリーライター
現在、コピー・ワークの他、月刊誌、情報誌などで関西ルポ、人物、小児メンタルケアなどの分野を中心に執筆をつづける。
大阪在住

「1998年 『知ってる?子どもの糖尿病』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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