- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061582644
作品紹介・あらすじ
仏教の原典を求めたいという求道者の一心から、厳重な鎖国をしくチベットに、あらゆる困難にうちかって単身入国を果たした河口慧海師の旅行記。抜群の面白さをもっているだけでなく、チベットの風俗・習慣等についての的確な記述は、本書をチベット研究のための第一級の基本的文献としている。この第二巻では、チベット国境を越えた慧海が、厳重な警備の眼を避けながらチベット第二の都シカチェを経てラサに至るまでが述べられる。
感想・レビュー・書評
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明治30年代
鎖国中のチベットに潜入した男がいた
河口慧海 のチベット旅行記 全5巻
2巻は国境を越えラサに至るまで詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第2巻では、著者の高徳を慕うチベット人の女性から結婚を迫られ、その親戚の男たちに命を狙われたり、盗賊に持ち物を奪われるといった危機を乗り越えて、チベット第2の都であるシカチェを経て、ラサにたどり着くまでが描かれています。
やはり講談を髣髴させる文章がおもしろくて、思わず引き込まれてしまいます。 -
新書文庫
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進行は遅いが2巻も面白かった。
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ようやくラサに到着。
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2巻目。ラサに着くまでの話です。これまた壮絶。
河口慧海の作品





