- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061583559
感想・レビュー・書評
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文覚上人やりたい放題で好き。
奈良炎上のつみぶかさ。
聖武天皇、宸筆の御記文には、「我寺興福せば天下も興福し、吾寺衰微せば天下も衰微すべし」とあそばれたり。されば天下の衰微せん事も疑なしとぞみえたりける。
因果応報の世界観。好きですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
都遷/月見/物怪之沙汰/早馬/朝敵揃/咸陽宮/文覚荒行/勧進帳/文覚被流/福原院宣/富士川/五節之沙汰/都帰/奈良炎上
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清盛の福原遷都断行に振り回される貴族たちを源氏物語になぞらえた様な王朝文学風に描写しているシーンが特に印象的でした。
また、破天荒にして痛快な僧・文覚の驚きの行動と後白河上皇の不可解な勅命に端を発した頼朝の挙兵、平家の敗戦と奈良の大寺院の焼き討ちと、いよいよ物語が本格的に動き出した感じです。 -
むずかしいな。
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著者プロフィール
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