平家物語(五) (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061583559

感想・レビュー・書評

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  • 文覚上人やりたい放題で好き。
    奈良炎上のつみぶかさ。

    聖武天皇、宸筆の御記文には、「我寺興福せば天下も興福し、吾寺衰微せば天下も衰微すべし」とあそばれたり。されば天下の衰微せん事も疑なしとぞみえたりける。

    因果応報の世界観。好きですね。

  • 都遷/月見/物怪之沙汰/早馬/朝敵揃/咸陽宮/文覚荒行/勧進帳/文覚被流/福原院宣/富士川/五節之沙汰/都帰/奈良炎上

  • 清盛の福原遷都断行に振り回される貴族たちを源氏物語になぞらえた様な王朝文学風に描写しているシーンが特に印象的でした。
    また、破天荒にして痛快な僧・文覚の驚きの行動と後白河上皇の不可解な勅命に端を発した頼朝の挙兵、平家の敗戦と奈良の大寺院の焼き討ちと、いよいよ物語が本格的に動き出した感じです。

  • むずかしいな。

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著者プロフィール

1927-2015。国文学者。法政大学大学院日本文学専攻(修士)卒業。法政大学名誉教授。著書に『軍記物語の世界』(名著刊行会)、共著に『平家物語』、『戦記文学:保元物語・平治物語・太平記』、編著に『平家物語と歴史』(共に有精堂出版)などがある。

「2017年 『新版 平家物語(四) 全訳注』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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