南方熊楠 地球志向の比較学 (講談社学術文庫)

著者 : 鶴見和子
  • 講談社 (1981年1月7日発売)
3.82
  • (17)
  • (18)
  • (22)
  • (3)
  • (0)
  • 242人登録
  • 15レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061585287

南方熊楠 地球志向の比較学 (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 粘菌学者なんて小さいカテゴリーではくくれない熊楠のスケールの大きさが良く分かる

  • 「南方は、植物学者として、森林の濫伐が珍奇な植物を滅亡させることを憂えた。民俗学者として、庶民の信仰を衰えさせることを心配した。また森の寄り合いの場である神社をとりこわすことによって、自村内自治を阻むことを恐れた。森林を消滅させることによって、そこに棲息する鳥類を絶滅させるために、害虫が殖え、農産物に害を与えて農民を苦しめるこもを心配した。海浜の樹木を伐採することにより、木陰がなくなり、魚が海辺によりつかず、漁民が困窮する有様を嘆いた。産土社を奪われた住民の宗教心が衰え、連帯感がうすらぐことを悲しんだ。そして、連帯感がうすらぐことによって、道徳心が衰えることを憂えた」

  • 南方熊楠について、その人柄や略歴、仕事についてまとめたもの。

  • 東大京大教授が薦めるリスト100選抜

    No.22

  • PDF

  • 南方熊楠…民俗学者、植物学者

    変人

  • 作者の考察よりも事実の羅列をもっと読みたかった。

  • 南方熊楠の研究内容が良くわかる一冊。しかし、その研究内容の評価については著者は多くを語っておらず、読者に委ねられている。ここに違和感を感じてしまうのは自分だけだろうか。

  • 内発的発展論で有名な鶴見和子先生の熊楠研究の出発点が本書。熊楠の粘菌研究を「翠点の思想」と捉え、現在の文脈のなかで、南方熊楠の業績を捉え直した好著。

    南方熊楠の格好の評伝ともなっている。

    http://thomas-aquinas.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_a62b.html

全15件中 1 - 10件を表示

鶴見和子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
クロード・レヴィ...
ヴィクトール・E...
谷崎 潤一郎
マーク・ピーター...
サン=テグジュペ...
フランツ・カフカ
マックス ヴェー...
ヘルマン ヘッセ
レイチェル カー...
ウィリアム シェ...
有効な右矢印 無効な右矢印

南方熊楠 地球志向の比較学 (講談社学術文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする