南方熊楠 地球志向の比較学 (講談社学術文庫)

著者 : 鶴見和子
  • 講談社 (1981年1月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061585287

南方熊楠 地球志向の比較学 (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 粘菌学者なんて小さいカテゴリーではくくれない熊楠のスケールの大きさが良く分かる

  • 南方熊楠の功績を知れた。次は著書を読んでみたい。

  • 私の南方の知識は、神坂次郎の小説1冊だけでしたので、こうした学術的考察を読むと、改めてとんでもない人物だったと再認識できます。
    彼の残した原稿やノートが未だ全てが日の目を見ていないというほどの量であることからてっきり思索型の人間かと思いきや、負けず劣らず行動の人(本業の粘菌集めのフィールドワーク、神社合併反対運動で投獄されたり、人種差別した外人を殴るなど)でもあったわけです。

    そして、この本ですが、南方研究にのめりこめば人生の大半を費やさざるを得ないという現実だけは理解できました。

  • 「南方は、植物学者として、森林の濫伐が珍奇な植物を滅亡させることを憂えた。民俗学者として、庶民の信仰を衰えさせることを心配した。また森の寄り合いの場である神社をとりこわすことによって、自村内自治を阻むことを恐れた。森林を消滅させることによって、そこに棲息する鳥類を絶滅させるために、害虫が殖え、農産物に害を与えて農民を苦しめるこもを心配した。海浜の樹木を伐採することにより、木陰がなくなり、魚が海辺によりつかず、漁民が困窮する有様を嘆いた。産土社を奪われた住民の宗教心が衰え、連帯感がうすらぐことを悲しんだ。そして、連帯感がうすらぐことによって、道徳心が衰えることを憂えた」

  • 南方熊楠について、その人柄や略歴、仕事についてまとめたもの。

  • 東大京大教授が薦めるリスト100選抜

    No.22

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  • 南方熊楠…民俗学者、植物学者

    変人

  • 作者の考察よりも事実の羅列をもっと読みたかった。

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