キリスト教問答 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061585317

作品紹介・あらすじ

「来世は有るや無きや」「聖書ははたして神の言なるか」「奇跡の信仰」など、キリスト教の八つの根本問題に対して、はぎれよく、わかりやすく答えながら、人生を切り開いていく勇気と希望を与えてくれる書。キリスト教伝道者としての信念を貫いた著者が、みずからの生涯をかけた研究によってかちとった信仰は、あらゆる読者に、宗教を超えて生きる指針を示すことであろう。キリスト教の信仰を通して、人生とはなにかを語りかける名著。

感想・レビュー・書評

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  • 新渡戸稲造もそうだが、ナショナリストとクリスチャンは同居出来るのだなと改めて感じた。

    また、改めてちゃんと書くが、「伝導」というものはエリートにしか出来ないのだなと感じる。それは苦難の連続であり、生易しいものでない。

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著者プロフィール

1861年生まれ、1930年没。思想家。父は高崎藩士。札幌農学校卒業後、農商務省等を経て米国へ留学。帰国後の明治23年(1890)第一高等中学校嘱託教員となる。24年教育勅語奉戴式で拝礼を拒んだ行為が不敬事件として非難され退職。以後著述を中心に活動した。33年『聖書之研究』を創刊し、聖書研究を柱に既存の教派によらない無教会主義を唱える。日露戦争時には非戦論を主張した。主な著作は『代表的日本人』、『余は如何にして基督信徒となりし乎』など。
佐藤優
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。現在は、執筆活動に取り組む。著書に『国家の罠』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞。おもな著書に『国家論』(NHKブックス)、『私のマルクス』(文藝春秋)、『世界史の極意』『大国の掟』『国語ゼミ』(NHK出版新書)など。『十五の夏』(幻冬舎)で梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。ほかにも著書多数。

「2021年 『人生、何を成したかよりどう生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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