孔子・老子・釈迦「三聖会談」 孔子・老子・釈迦 (講談社学術文庫)

  • 講談社 (1982年9月8日発売)
3.29
  • (2)
  • (4)
  • (5)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 62
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (265ページ) / ISBN・EAN: 9784061585744

作品紹介・あらすじ

孔子・老子・釈迦の三聖が一堂に会し、自らの哲学を語りあうという奇想天外な空想てい談。三聖の世界観や人間観、また根本思想や実際行動が、比較対照的に鮮やかに語られる。東洋思想のユニークな入門書。

みんなの感想まとめ

三聖が集まり、それぞれの哲学や主張を語り合うというユニークな形式が魅力の作品で、東洋思想への入門として非常に分かりやすい内容です。著者の深い造詣が生かされており、抽象的な議論に陥ることなく具体例を交え...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ★★☆☆☆

    こういう遊びは大歓迎。

    歴史上の偉人をひとところに集めて話をさせてみようという試みを思いつく人は少なくないと思うけれど、そのネタでちゃんと遊ぶには遊び心意外に膨大な知識量が必要とされる。

    その点、この本はちゃんと遊んでいる。

    すぐに三人の会談が始まるのかと思ったら、どっこい始まったのは場所決め。

    国が決まったら、どの山にしようか、ああでもないこうでもないと理屈をこねる。

    著者の楽しそうな顔(見たことはありません)が思い浮かぶような助走に思わずこっちもニヤニヤ。

    孔子、老子、釈迦をそれぞれ登場させるとなるとそれぞれの人物や教えに相当の知識を必要とする。

    とはいえ、全部に専門家並の知識を要求するのはどうしたって不可能。

    この本でも著者が漢字の研究者ということで、孔子や老子の話に比べて釈迦や仏教に関する話は分量でも内容でも控えめというかなんというか……。

    そこはご愛嬌ということで。

    その辺を置いといたとしてもちょっと残念に思うのは三人が互いに議論を戦わす場面がないところ。

    偉人たちに敬意を払うのは良いのだけれど、丁重に扱いすぎてやしませんかね。

    基本的には司会役を務める著者が三人に話を聞くという構成になっており、これだったら3章構成にして別々に話を聞いても同じなのでは?

    前半部分では毒キノコが原因で体調を崩して亡くなった釈迦に「食べ物にはやはり注意するのが良いと思われます」とさりげなく言わせたりするなど(ここで特に説明しないのがインテリですな)の茶目っ気も見られるので、後半部分はもっと羽目を外してくれるのを期待したらちょっとお行儀が良すぎたように思う。

  • 高校生の頃、「先生方のお勧め本」の中から選んで読んだ。タイトル通り、孔子と老子と釈迦がそれぞれの哲学・主張について語り合うという形式の入門解説的な本。
    内容は結構茶目っ気があって分かりやすい。
    そして大漢和の諸橋大先生がこれを書いたんだと思うとさらに何というか、なかなかに可愛気とか遊び心のある方だったのかな、ととても身近に感じてしまう。
    こういう比較形式で分かりやすくまとめるのは、ひろさちや氏が有名だが、こちらも研究者の筆らしくいい味出してます。

  •  
    ── 諸橋 轍次《孔子・老子・釈迦「三聖会談」19820910 講談社学術文庫》19820908-19900720
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061585746
     
     架空対談
     
    ── 諸橋 轍次《孔子・老子・釈迦「三聖会談」19820910 講談社学術文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061585746
     
     孔子 儒教 -05510928 China -04780304-0504 72 /0928 公式誕生節 Kong-zu/籍=孔丘
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20080702
     老子 道教 -05‥‥‥ China   -04‥‥‥ ? /《道徳経》
     釈迦 仏教 -04660516 India   -03860311 79 /孝昭 9.0408-孝安 6.0215(擬説)
     
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20090311
     如月の望月 ~ 花のもとに生れて死なむ ~
     
    …… 坂本 竜馬と近藤 勇が酒なんか呑みませんよ。大河ドラマは子供
    も観るんだから、史実に忠実でなくちゃいかんです(片山 虎之助)。
    https://twitter.com/awalibrary/status/715615635615551488
     坂本 竜馬 海援隊長 18360103 土佐 京都 18671210 31 /天保 6.1115~慶応 3.1115 32
     近藤 勇  新撰組長 18341109 武蔵 京都 18680517 33 /天保 5.1009~慶応 4.0425 34
     
    (20100227)(20160401)
     

  • みんな聖人って崇められているのに・・・!!
    こんな簡単に集まって井戸端会議みたいなのをしていいのかしらん
    なんだかそこらの公園にいそうな気の良いおじさん三人組みに微笑ましくなります

    でもでも、正直分かりづらい3人の思想の対比が出来るということが嬉しい

    著者が3人に対してとても造詣が深い為、
    抽象的な議論に陥らず分かり易く具体例を使って説明されているのも凄く読みやすい要因

全4件中 1 - 4件を表示

諸橋轍次の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×