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- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061587021
作品紹介・あらすじ
「日本古代史は、朝鮮との関係史である」とは、古代史研究家・金達寿の主張しつづけてきたことばである。本書は、地名や古墳・神社などを手がかりに日本各地に現存する古代朝鮮遺跡の発掘に執念を燃やしてきた著者がこれらの事実と、記・紀などに残された高句麗・百済・新羅系渡来人の足跡をはじめ、豊富な文献資料などから「帰化人史観」によってゆがめられた歴史記述を痛烈に批判し、真の日本古代史への道を開示したものである。
感想・レビュー・書評
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日本文化をきちんと理解するためには、朝鮮、中国との歴史的なつながりを重層的に理解しておかねばならない。鑑真、行基などに関する考察が面白い。もちろん著者は学者ではなく作家、古代史研究を主にしているので、その考察には諸説あるだろうとは思う。しかし批判的に読むということと、それを批判することの本質的な違いは、きちんと抑えておくべきだろう。
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10年程前に行った旅行の手引きとなった本。古代朝鮮式山城、アメノヒボコ、穴村、奇しくもその数年後仕事でもう一度この辺りを歩く事になる。
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日本と朝鮮の関わり。
在日朝鮮人の問題とか、今に始まった話じゃないような。
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