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- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061587311
作品紹介・あらすじ
仏教の根底という発想が浮んだのは、いつごろだったろうか。大学に入って仏教の講義を聞いたときにさかのぼるように思う。親鸞の生き方には多少のなじみはあったが、仏教に触れたのは大学で初めてだった。それ以来何十年、仏教各派の領域に踏みこみ、さまざまな試行錯誤をかさねて、還暦近くなってやっとブッダの目覚めに出会ったのである。形なきいのちが顕わになってくる、と。仏教の根底がほのかに見えはじめてきたのである。
感想・レビュー・書評
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これほどに真摯な求道の精神をもった仏教の追求者は、稀有だ。しかもその到達した境地の深さも、人の心に強烈に働きかける力にみなぎる。仏教「学者」でありながら、「学者」の域をはるかに超えている。
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著者プロフィール
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