日本近代化の思想 (講談社学術文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061587465

作品紹介・あらすじ

富国強兵の論理の下に日本の近代化は急速に推し進められた。その過程で幕末から明治初期の変革期に、さまざまあった可能性が大幅に切り落とされてしまった。"いかなる可能性があったか"という問題意識から著者は日本の近代史を意識=思想の面から問い直し、近代化が個人主義の抑圧、地域性の喪失等を招来した道程を検証しながら、福沢諭吉・中江兆民・宮崎滔夫のアジア観までを爼上にのせ、もう一つの近代を探った人々の足跡を追う。

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著者プロフィール

鹿野政直(かの・まさなお)
1931年大阪府生れ。早稲田大学文学部卒業。日本近現代思想史専攻。早稲田大学名誉教授。『鹿野政直思想史論集』全七巻(岩波書店、2007-08年)など。

「2020年 『八重洋一郎を辿る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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