シェイクスピア劇の名台詞 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061587472

作品紹介・あらすじ

シェイクスピアが語りかけているものは何か。彼の遺した作品を愛・史劇・悲劇に分類し、その核心の立体的解明を試みたのが本書構成の要訣である。即ち各台詞の冒頭で有名な一節を読み、次に場面、情況を理解し、改めて台詞全体を味読する。かくて台詞がもつ劇中での意味を訊ね、シェイクスピアの思想にまで鑑賞を進め、更に原文の熟読によって、台詞がいかにダイナミックで、かつ繊細な魅力に満ちているかがおのずから体得できる。

感想・レビュー・書評

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  • シェークスピア劇入門。
    p244「地上の一切はただ束の間の命しかない。その後に残るものは、愛とか、許しとかいう、精神的な価値ばかりである。」
    『十二夜』p88「本来なら、彼らは知恵を働かせて、単なる恋の夢想と本当の愛とを見分ける分別があってしかるべきだというのに、賢者であるはずの彼らにはその賢明さが欠けているのだ。」

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プロフィール

1933~2008年。松山市生まれ。愛媛大学文理学部、上智大学西洋文化研究科を経て、1967~68年、英国バーミンガム大学シェイクスピア研究所留学。上智大学教授を2003年まで務めた後は同大学名誉教授。専攻は英文学、シェイクスピア研究。演劇集団「円」を拠点にシェイクスピア作品の訳者・演出家としても活躍した。
○主な著書:
『マキアヴェリの世界 欲望の人間学』1973年。
『シェイクスピア 書斎と劇場のあいだ』1978年。
『翻訳英文法 訳し方のルール』1982年(『英文翻訳術』ちくま学芸文庫)。
『シェイクスピア劇四〇〇年 伝統と革新の姿』1985年。
『彼方からの声 演劇・祭祀・宇宙 筑摩書房』2004年。
○主な訳書:
『異形の小説』サイデンステッカー、1972年。
『私のニッポン日記』サイデンステッカー、1982年。
『リア王』シェイクスピア、2006年。
『ヴェニスの商人』シェイクスピア、2007年。
『マクベス』シェイクスピア、2008年。
『ハムレットQ1』シェイクスピア、2010年。

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