日本歴史の特性 (講談社学術文庫 765)

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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061587656

作品紹介・あらすじ

広い世界史的視野から見て、日本歴史はどういう位置を占めるか。普遍的な世界史に対して日本歴史の特殊性を連綿性、躍進性、中和性を柱に据えて説く表題論文は、坂本史学の根本理念の展開である。他に「皇室と日本文化」「歴史教育と"文化財"」にまとめられた各歴史随想、わけても「日本歴史と天皇」「年号の歴史」「歴史の変遷と歴史教育」「神話と歴史教育」などは、唯物史観、社会科歴史を冷静に批判し来った著者の歴史観を示す珠玉編である。

著者プロフィール

1901-87年。東京帝国大学文学部国史学科卒業。東京帝国大学大学院を満期退学。文学博士。東京大学教授,東京大学史料編纂所長,國學院大学教授を歴任。東京大学名誉教授。文化勲章受章。主な著書に『上代駅制の研究』,『大化改新の研究』,『日本古代史の基礎的研究』(全2巻),『六国史』,『史書を読む』,『坂本太郎著作集』全12巻がある。


「2020年 『日本の修史と史学 歴史書の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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