一禅者の思索 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061587922

作品紹介・あらすじ

若者に向けて著者が語りかける講演、随想集。巻頭の「無明と世界友好」「最高の精神的理想」をはじめ「大地と宗教」「行脚の意義に就いて」「生物愛護」など、各篇を一貫して流れるのは東洋思想の精髄である。本書は単なる学識、教義の解説ではなく、深い宗教体験に基づく時代を超越した識見と洞察に充ちている。

感想・レビュー・書評

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  • 禅の思索というのは、どこまでも深い。

  • 鈴木大拙の講演集なんで、ユーモア交じりなんで読みやすい。

  • 歴史や機械文明の見方など、広く深い洞察に満ちた講演集。

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著者プロフィール

1870(明治3)年、金沢市本多町生まれ。本名貞太郎。1891年、鎌倉円覚寺の今北洪川について参禅。洪川遷化後、釈宗演に参禅。1892年、東京帝国大学哲学科選科入学。1897年、渡米。1909年に帰国、学習院大学・東京帝国大学の講師に就任。1921(大正10)年、真宗大谷大学教授に就任。大谷大学内に東方仏教徒教会を設立、英文雑誌『イースタン・ブディスト』を創刊。1946(昭和21)年財団法人松ヶ岡文庫を創立。1949(昭和24)年文化勲章受章。同年より1958年まで米国に滞在し、コロンビア大学他で仏教哲学を講義。1956(昭和31)年宮谷法含宗務総長から『教行信証』の翻訳を依頼される。1960(昭和35)年大谷大学名誉教授となる。1961年英訳『教行信証』の草稿完成。1966(昭和41)年7月12日逝去。

「1979年 『The Essence of Buddhism 英文・仏教の大意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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