有職故実(上) (講談社学術文庫)

著者 : 石村貞吉

• 講談社 (1987年8月4日発売)

作品紹介・あらすじ

国文学及び日本史学、更に文化史・風俗史研究に密接不離の関係にある有職故実の変遷を辿った本書は、昭和31年刊行当時わが国の儀式典礼や風俗資料を集大成したものとして高く評価されながらも久しく世に出ることのなかった稀覯本である。この度学術文庫に収録するに当って上・下巻に分け、上巻には「官職位階」「平安京及び大内裏」「儀式典礼」「年中行事」等を収め、引用文以外は現代表記に改めて広く学界への寄与に努めた。

感想・レビュー・書評

[todoさんの感想 · 2014年6月4日]

「源氏物語図典」がとてもおもしろかったので、密林のレビューで評判がよかったこの本も買ってみた。
…すぐ眠くなりますね…ちょっとお昼寝しようかなあというときの睡眠導入剤にぴったり（苦笑）
上巻は平安京と年中行事なんだけど、図がぜんぜんなくて、言葉での説明のみだから、理解が難しくて。それと、かなり古い本らしいので、現代仮名遣いには直してくれてるそうだけど、それでも言い回しが古くて、その点でも読みづらかった。

[黒さんの感想 · 2010年3月6日]

　国文学や日本史学、果ては文化及び風俗史に至るまで、密接な関係を持つ有識故実の変遷を辿る一冊の上巻。
　儀式典礼・風俗資料の集大成。

[gkaizさんの感想 · 2009年2月11日]

装束が分からないので買ってみた
弓も紹介されている

[みなもさんの感想 · 2008年7月8日]

参考資料

[Heian Style Stories//pros.さんの感想 · 2007年1月8日]

朝廷や武家の官制や行事に関する慣行のことが事細かに書かれている。官位官職から宮殿・装束・調度品・年中行事に至るまでもれなく書かれているので、平安好きにはたまらぬ一冊。

[norburyさんの感想 · 2006年1月25日]

国文学及び日本史学、更に文化史・風俗史研究に密接不離の関係にある有職故実の変遷を辿った本書は、昭和31年刊行当時わが国の儀式典礼や風俗資料を集大成

[dimeさんの感想 · 2005年11月15日]

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