- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061588059
作品紹介・あらすじ
最近、日本においても中東との様々な関わりから、イスラームという宗教への関心が高まりつつある。ただ、その関心は表面的な次元に留り、イスラームはどうもよくわからないといわれている。本書はそのイスラーム特有の宗教の把え方、理解の仕方を探りながら、イスラーム理解の原典をなすコーランの独自な性格と内容をコーラン全体を貫くメインテーマに即して説明し、イスラームの現実主義的側面と内面性重視の側面を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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イスラム教は好戦的で怖いというイメージしか無かった。
この本を読んでそうでもないことを知った。
知らないから遠ざけるのではなく、まず知ろうとすることが自分を広げるという意味でも必要だと感じた。
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結構昔の本なので今はもっと細分化されてたりするのかな?
さわりの本としてはいいと思った。 -
コーランが内面的に解釈された時、そこに現れる秘密の世界、神秘的世界、これが霊性的世界である、とシーア派は考える。
イスラム法は、本来人間が神の意志に従って行動するその仕方を具体的に述べたものであり、それを遵守することは自発的でなければならない。
イスラムがユダヤやキリストと同じように一神教であることはよく知られている。しかし、コーランにおいて神アラーが唯一であるということは、ことのほか重要な意味を持ち、独特な内容を含んでいる。 -
イスラム教の実際的なところを知りたかったが、イスラム教の成り立ちや根本的な宗教概念についてが主で、内容的には難しかった。期待していた内容ではなかったのがちょっと残念。2.OCT.07