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- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061588219
作品紹介・あらすじ
心と脳はどうかかわりあうか。古くから、心の働きがからだのどの部分とどのような関係をもつのか、さまざまな憶測がなされてきた。近年の大脳生理学のめざましい進歩はこの謎を次々に解き始めた。まず、大脳皮質の、系統発生的に見て古い部分と新しい部分の役割の違いが明らかになった。人間の複雑な脳と心の働き-欲望と情動のうごめきとその抑制の機制が、ユーモアあふれるエピソードをまじえ、これ以上ない平明さで語られる。
感想・レビュー・書評
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脳生理学の立場から、人間の心の働きを解き明かそうとしている本です。「心の生理学」というタイトルでNHKの教養大学でおこなわれた放送にもとづいており、たいへん分かりやすく書かれています。とくに、大脳新皮質と大脳辺縁系の役割の違いについて、詳しく解説しています。
かなり古い本なので、脳と意識の関係についてはかなり素朴な局所機能論の立場の表明と読める箇所などに引っ掛かってしまいますが、有名な実験を数多く紹介して、親しみやすい内容になっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4061588214 230p 1988・3・10 1刷
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