身辺の日本文化 (講談社学術文庫 836)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061588363

作品紹介・あらすじ

本書は、私たちの日常生活のなかに日本人のものの見方と美意識を探った表題作ほか、「盛り場のなかの美」「日本語の人間学」を収録。箸と茶碗、軒端と縁側、のれんと敷居、縁日とみこしなど、ふだんあまり意識されない事物のなかに、日本文化の本来のすがたを見ようとする。皮相なものこそもっとも深刻であり、身近なものこそもっとも迂遠である、神というものがもしあるなら、それは身近の些事に宿ると説く著者ならではの日本文化論。

感想・レビュー・書評

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  • 先ほどレビューしたドルアーガの塔ゲームブック三部作に時間を使いすぎたので、
    これはほんと短く。

    昔にはやった日本文化論なのかなーという印象。
    今読んでも、おっと思う発見はいくつかあるんですが、
    たぶん、この本が出たときは、きっと、こういう本をみんなが求めている社会的なモチベーションみたいなものがあったんでしょうね。きっと。【2020年5月11日読了】

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=4061588362

  • 図書館1階の学士力支援図書コーナーでは、大学の建学の精神に基づいた図書を3つのテーマに分けて配架しています。
    ・アイデンティティを求めて
    ・いかに生きるか
    ・視野を広げる、世界を知る力

    この本は→「アイデンティティを求めて」

    配架場所はこちら→http://libopac.josai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=2000009707&key=B129974241720405&start=1&srmode=0

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著者プロフィール

1924(大正13)年京都に生まれる。フランス文学者、評論家。京都大学文学部卒。京都大学名誉教授。退官後は明治学院大学、武庫川女子大学などで教鞭をとった。ルソーやボードレールの研究のほか、日常の出来事や風俗から日本文化をとらえる評論で知られる。1999年「変身放火論」で伊藤整文学賞。2007年没

「2014年 『しぐさの日本文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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