幾何の発想 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061589292

作品紹介・あらすじ

ナイル河、そしてチグリス、ユーフラテス。大河氾濫後の原状回復の要請による測量術から、幾何学は誕生したという。やがてターレスの登場、さらにピタゴラス、ユークリッドへと受けつがれ、アポニウスの円錐曲線へ。達意の名文家として知られる著者が、数学の面白さを伝えることを第一義にまとめた幾何学の歴史。ソフィストの三大難問・一筆書き問題など知的好奇心に溢れる挿話を満載。

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著者プロフィール

矢野健太郎

一九一二年、東京生まれ。東京帝国大学理学部数学科卒業。パリ大学留学ののち、東京大学助教授、プリンストン高等研究所所員、東京工業大学教授などを歴任。微分幾何学の権威として各国の数学者と交友を結び、日本数学界の国際化を牽引。また啓蒙書や受験参考書の著者として、「ヤノケン」の名で親しまれた。著書に『すばらしい数学者たち』『アインシュタイン伝』『エレガントな解答』『数学物語』『数学の考え方』など。八三年に勲二等瑞宝章を受章。九三年、逝去。

「2020年 『暮しの数学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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