- Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061589438
作品紹介・あらすじ
一度愛し棄て去った土地をふたたび訪ね、無傷でいることはできない。なにかが失なわれていた。その不在こそが私の胸中の漠たる悲哀の源なのだ。-出雲をはじめ横浜、京都など日本各地を旅した八雲。そこで出会った様々な人々と風土に、八雲は来日当初とは異なる新たな印象を抱いた。激しい近代化の波の中で失なわれゆく明治日本の気骨と抒情を、深い愛惜の念で綴った感性あふれる名作品集。
感想・レビュー・書評
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4/12/10
積読
さだまさしのオススメで読み始めたけど、長い!あと単調!内容は面白そうなんだけどなかなか食指が動きません…。こういうときはじっとタイミングを待つに限る。
4/27/10
いま読んでる
アメリカに持ってきて読み終わってない最後の一冊。読みますよ。長いけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江戸時代の心・伝統を持った「明治」という時代・人々の記録。偶然に八雲が遺してくれた文章を読むと、現代の日本は悪い方向で西洋化が進んでしまった感が否めない。当時の八雲の目には「滅私」が美しいものに映ったのだろう。しかし、今は「個の時代」なんて言って利己主義的な日本人が増え、目を背けたくなるような犯罪を報道で見るにつけ、日本人が失ってしまったかつての心の大切さを思わずにはいられない。
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随筆文かと思っていたが、違った印象。
現代ならともかく、明治初期に日本に来たラフカディオ・ハーンの勇気には敬服する。 -
出雲の、島根の、山陰のそういう話が興味深い。前半がそれに該当するのかな。後半はいまち興味薄かった。
著者プロフィール
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