マキアヴェリズム (講談社学術文庫 1003)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061590038

作品紹介・あらすじ

マキアヴェリは、「力こそ正義」と強弁する権力主義の代弁者か、それとも政治と倫理の反背・葛藤という難問を正しく解いた冷徹なリアリストか。動乱の15・6世紀イタリア都市国家。祖国の運命を憂慮する愛国者の灼熱の魂と、人間の本性を射抜く鋭い洞察力の結合。権力のデーモンと対峙し続けた乱世の思想の真実の姿を明らかにし、力と権謀が支配する現代社会また国際政治を見透す視座を提示する。

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著者プロフィール

1913年、京都生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東北大学教授を経て、東北大学名誉教授。文学博士。著作に『教養としての世界史』(講談社現代新書)、『現代ヨーロッパの歴史家』(創文社)、『ヴェーバー・トレルチ・マイネッケ』(中公新書)、『マキアヴェリズム』(講談社学術文庫)、『歴史学の遠近』(東北大学出版会)など著書多数。2004年没。

「2022年 『1冊で読む 世界の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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