続日本紀(上) 全現代語訳 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061590304

作品紹介・あらすじ

『続日本紀』は、『日本書紀』に次ぐ勅撰史書である。古代史研究に不可欠の重要史料でありながら記紀のように詳細な解説がなされなかった四十巻全篇に現代語訳を試みたのが本書である。上巻は、文武元年から天平十四年までの十四巻を収める。大宝律令制定・平城遷都という統一国家確立に至る表舞台を軸に、藤原氏の台頭・大仏建立などの史実が庶民の姿を交じえて語られる。古代史新発見に必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 聖武天皇の治世に関心があって、「続日本紀」講座に通いながら、まずは上巻を読み終えました。藤原広嗣の乱に際して、制圧軍を派遣するスピードは、まるで予想していたようです。また、平城京から都を移す際も、反対する重臣を処分するなど、聖武天皇の強い意志が読み取れます。ただ、結果だけが列挙されるので、何故とか理由とかは推測になるのがもどかしいですね。

  • 長屋王の変、藤原広嗣の乱。
    特に長屋王は、仕組まれた権力闘争であると仄めかさている。
    日食の記事が多く、天変地異の記事も散見されるのは、この時代が平和な時代どはなく、地球活動の激しい、不安定な時代だったのか。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061590308
    ── 宇治谷 孟・全現代語訳《続日本紀(上)19920610 講談社学術文庫》19920720
     
    (20100227)
     
     

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