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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061590335
作品紹介・あらすじ
本書は、1958年に京都大学生物誌研究会と日本民族協会の後援のもとに行なわれた探険の記録である。ヒマラヤで最も山奥のドーラギリ峰北方高原に今も残る奇習"鳥葬"や、とりわけ未開といわれたこの地域のチベット人の日常生活及び個性豊かな探険隊員の内幕、また異民族の中の人間関係の調整などが克明に綴られている。秘境ヒマラヤへの旅を結晶化させた人間味溢れる不滅のフィールド踏査の書。
みんなの感想まとめ
人間の死と文化に対する深い考察が織り交ぜられた探検記であり、秘境ヒマラヤにおける「鳥葬」という独特な儀式を通じて、異文化理解の重要性が描かれています。著者はチベット文化を探求し、現地の人々の日常生活や...
感想・レビュー・書評
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人生の先輩である知人が高校時代に読んで感銘を受けたという本
KJ法の川喜田二郎、梅棹忠雄と一緒に京大山岳部で活躍した今西派の大御所ということで期待していたのだがちょっと拍子抜け。というのも内容やここで書かれた探検は当時としては非常に高度なことをやっているんだけれど、いまいち臨場感に欠けるのである。
もっと当時の空気感を感じ取れる文章だったら良かったのになあ。。。
単純に好みの問題かもしれないけれど、私は梅棹忠夫のモゴール族探検記が刺さってしまったゆえ。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大昔、神田でカッパブックスの本を買って読みました。写真も沢山あって面白かった記憶があります。川喜田二郎『鳥葬の国―秘境ヒマラヤ探検記』(1960年) (カッパ・ブックス)
川喜田二郎といえば、「KJ法」という発想法の発案者としてご存知の方が多いかもしれません。
でも、彼は日本の生態学者、文化人類学者、登山家での泰斗である今西錦司に私淑し、
チベット文化、特にネパール地方の文化研究者として知られています。
その彼が数人の日本研究者とともにネパールで行われているという「鳥葬」の実態を
調査するために訪れた時の探検記がこの本です。
鳥葬とは亡くなった人の遺体を親族が高い山の上に安置し、
その肉片を鳥に捧げるというもので、その時の写真も掲載されています。
現地・野外等調査活動(フィールドワーク)の一典型がここにあります。 -
1957年西北ネパール学術探検の記録
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鳥葬という題名に惹かれて。
面白かったです。
専門的な事は余り書かれてなくて、本当に冒険記という感じ。
遅読の私でも比較的早く読めました。
しかし現地の言葉が多くて、何の話か見失ってしまうことも。。
鳥葬という儀式についてはネットでも話題になるけど、それにどのような意味があるかまではなかなか分からない。
遺体を刃物でバラバラに切り裂き、ハゲワシに投げ与える行為。その実態を知ったとき、生理的に拒絶反応が起きた。私は死んだ後の肉体になんて未練はないと思っていたのに。自分や家族が死んだ後そんな目に会うなんて、耐えられないと思った。屍への執着が捨てられないなんて、自分はいかにも強欲な人間だったのだ。
この本を読んでいくうちに、自分も同じ場所に立ってみたいと思った。
チベットの人は家の中では死なない。亡くなる直前、外に運び出されるそうだ。大地の中で死ぬことを選ぶ彼ら。
同じ場所にいたら、自分もいろいろな物への執着を捨てて旅立てるかもしれない。と思った。
骨の笛を吹くとハゲワシが飛んでくる。 -
1950年代,アンナプルナ山塊からチベットを目指した川喜田隊一行。彼らの人間味溢れる野外調査は,フィールドで活動する上で必要な粘り強さ,賢さを教えてくれます。若い感性が,ぐっと惹きつけられる一冊です。
*推薦者 (農教)M.Y
*所蔵情報
http://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00327969&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB -
血も涙もある秘境探検記。探検に行ったチベット秘境はもちろんだが、それ以上に著者や探検隊員の顔が見えてくる。どこに行こうともその土地に人間が住んでいれば、探検は所詮ひととひとの交流でしかない。チベットの未開の村人がなんとも愛しく思えてくる。50年前の日本人はこんなにもがむしゃらで元気だったんだなあ。わずか数十年で灰塵の中から立ち上がり、世界の頂点近くに登りつめただけのことはある。
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秘境ヒマラヤ探検記
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¥105
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