- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061590625
作品紹介・あらすじ
ルネサンスと宗教改革は他ならぬ「中世」の嫡子であり、その間に断絶はない。にしても、敬虔な「中世の秋」の暮れたところから、光輝あふれる人間主義の新時代が始まったのも事実。神の国から地上の国へ。ここに宗教的桎梏から解き放たれた人間の、芸術と思想の花が絢爛と開花し、近代文明の母胎となった。世界史のなかで最も華麗で波瀾にとんだ300年間を興味深いエピソードと「旅情」で綴る西洋歴史物語。
感想・レビュー・書評
-
元が古いだけに、今日では斥けられている話しもある、良くも悪くもない本。普通にそれらしいことが書いてあるが、人文主義者達の一生を描いている点がいいと思う。特にエラスムスの話はよかった。持病持ちで、潔癖性で、最後には古典の本の上に突っ伏して死んだ。いかにも人文主義者的な死に方。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示
著者プロフィール
西村貞二の作品





