日本の神秘思想 (講談社学術文庫 1087)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061590878

作品紹介・あらすじ

古代インドに発した東洋的神秘思想は、現実と実在、個我と宇宙の同一性を悟らんとするものであった。仏教という強力な体系的思想となって中国から伝来したこの神秘思想に対して、日本および日本人という条件はいかに働いたか。天台・日蓮・禅・真言の仏教四大潮流における密教的世界観が、日本人の人間観・自然観にどのような影響を与えてきたかを具体的に考察する。密教哲学の第一人者による好著。

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著者プロフィール

1927年-2009年。埼玉県に生まれる。東京外事専門学校(現東京外国語大学)蒙古科および東京大学文学部印度哲学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程単位取得満期退学。文学博士(東洋大学)。専門はインド哲学、仏教学、密教学。大倉山文化学院研究員、東洋大学文学部教授などを経て東洋大学名誉教授。妙楽寺(東京都八王子市)住職などを歴任したほか、1967年に日本印度学仏教学会賞を受賞する。著書や論文が多数ある。

「2017年 『古代インド哲学史概説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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