ユートピアの幻想 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061590946

作品紹介・あらすじ

ギリシア語でを意味するトマス・モアの造語。プラトンの『国家』に始まるその古典的淵源から説き起こし、十九世紀の社会主義的ユートピア志向を経て、現代のSF化された未来論に至るユートピア思想の変遷を辿る。さまざまな楽園伝説や終末論、諷刺・幻想文学などの隣接領域と対比しながら、比較文化学の視点からユートピア像の多面的な姿を考慮した画期的力作。

感想・レビュー・書評

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  • トマス・モアの著書『ユートピア』で作られた言葉「ユートピア」その成り立ちや変遷を、歴史や思想、文学に絡めて解説している本。
    ユートピアを表す著作も多く紹介されている。
    ユートピアとは何なのか、幅広く解説されていて、おもしろかった。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授。川端康成記念会理事長。ロシア文学・比較文学。著書に『薔薇と十字架―ロシア文学の世界』(青土社、1981年)、『ロシア文学史』(岩波書店、1986年)、『ユートピアの幻想』(講談社、1993年)など。

「2017年 『川端康成スタディーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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