国民経済 その歴史的考察 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061591455

作品紹介・あらすじ

資本主義や民主主義は、どのようにして成立したのか。英米二国の歴史的分析をもとに、社会的分業と協働に基づく国民経済の成立を活写し、そこから生じた共同の利害が民主主義を育んだと主張する。また加工貿易型産業構造のオランダの衰退を指摘し、さらに「南洋の泡沫」事件など18世紀の熱狂的な株式投機とその崩壊をも考察。今日の政治、経済の本質に鋭く迫るきわめて示唆に富んだ不朽の名著。

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著者プロフィール

1907年京都に生れる。1930年東京大学経済学部卒業。東京大学助手、法政大学講師、助教授、教授を経て1939年東京大学経済学部助教授、1947年教授。1968年定年退職。東京大学名誉教授。1970年国際基督教大学教授、1978年客員教授、1985年退職。1996年歿。著書『大塚久雄著作集』(全13巻、岩波書店、1969-86)『宗教改革と近代社会』(1964)『生活の貧しさと心の貧しさ』(1978)『社会科学と信仰と』(1994、以上みすず書房)。訳書 マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫、1989)同『宗教社会学論選』(共訳、みすず書房、1972)ほか。

「2019年 『宗教社会学論選 【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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