- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061591721
作品紹介・あらすじ
中世以来『源氏物語』の注釈は公卿の師弟間の口伝でなされてきたが、出版技術の確立した江戸期に多彩な源氏学が開花した。本居宣長「もののあはれ論」はじめ、国学者・儒学者・文人たちの江戸源氏学のの諸相と、井原西鶴『好色一代男』、柳亭種彦『田舎源氏』等のパロディ群出現で庶民に浸透した世俗化現象を分析。江戸文化が不滅の古典『源氏物語』をいかに享受し、消化したかを縦横に考察した意欲作。
感想・レビュー・書評
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世界最古の小説である『源氏』をどのように理解するか、江戸期の様々な流派を解説してくれる。思いの外面白かった。でもやっぱり原典に当たらないとなぁ
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難しかったけど、面白かったです。
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著者プロフィール
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