大和朝廷 (講談社学術文庫)

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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061591912

作品紹介・あらすじ

大和朝廷の起源は、今も多くの謎に包まれている。本書は古代国家成立の経緯を、二世紀後半の倭国動乱から説き起こし、卑弥呼が登場する女王の世紀を経て、四世紀の三輪王権確立による倭国の発展と五紀の河内王朝への推移を解説。さらに大伴氏など有力豪族と大王家との争いによる王統断絶と蘇我氏の進出までを、綿密な文献批判と大胆な推理で考察した。古代史研究にあらたな問題提起をした力作。

感想・レビュー・書評

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  • 読了
    重要な示唆に富んでるけど、古いので、今では違うんやないかなーとされてる話も混ざってて、それを選り分けながら読むと、わけがわからなくなる

    古代史研究は、この辺りで一回区切って、違うとこいこ

    アマテラスと日本の誕生に興味もったのが、ちょと深入りし過ぎた

  • 倭国から推古天皇即位までの古代王権を扱っていて「河内王朝論」に立った内容です。冷静で慎重な話の進め方と、持論とは違う説に攻撃的ではない姿勢のおかげで落ち着いて読めました。奇抜すぎる推論や反論と真っ向勝負といった読者に対する「煽り」の要素はあまりないので退屈さはあるかもしれませんが、考古学や民俗学的な視点もあり、視野の広い読みやすい本だと思います。日本では狩猟から牧畜を経ずに農耕へと生活様式が移行した点を改めて指摘されると、たしかにこれは国家形成や国民性への潜在的な影響は大きかったも。と、妙に納得しました。

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著者プロフィール

1927年、兵庫県生まれ。1950年、京都大学文学部史学科卒業。京都大学教養部助教授・教授、大阪女子大学学長、島根県立古代出雲歴史博物館名誉館長を歴任。2016年没。
【主要編著書】『日本武尊』(吉川弘文館、1960年)、『日本神話』(岩波書店、1970年、のち角川ソフィア文庫、2010年)、『上田正昭著作集』全8冊(角川書店、1998-99年)

「2019年 『日本の神話を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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