現代短歌入門 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061592667

作品紹介・あらすじ

思索する前衛歌人の名を負う岡井隆。「アララギ」から出発した彼は、むしろそのリアリズムを徹底批判し、現代詩としての思想表現に努めた現代短歌界のオピニオン・リーダーである。本書については「特に私をめぐる覚書や場の理論については、歌論と作品の間に働く微妙な力働的関係にも注目して、柔軟にその本意を読みとってほしい」と岡井はいう。短歌を志すすべての人に希望と勇気を与える必携の書。

感想・レビュー・書評

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  • ゴチゴチの戦後民主主義で短歌なるものを選んでしまった難儀が、本著の奇っ怪なロジックと自己撞着にあらわれているが、それはさておき、本著を執筆した後のこの人物にごっつあんした紫綬褒章、日本芸術院エトセトラについて、お得意の論理で説明してほしいものだ。といっても、いわゆる反体制・前衛のポーズをとってきた「現代歌人」たちの巨大な「権力欲」と戦後言語空間での節操のない立ち振舞いについては、(地味なジャンルであるからこそ、姑息な渡世がまかり通るのか)誰かがきちんと指摘しておいた方がいい。佐佐木幸綱とか、大岡信とか永田何とか等、ヨダレ垂らして勲章、選者、賞を嘗め尽くす輩。

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著者プロフィール

1928年名古屋市生まれ。慶應義塾大学医学部卒。内科医。医学博士。1945年17歳で短歌を始める。翌1946年 「アララギ」入会。1951年現在編集・発行人をつとめる歌誌「未来」創刊に加わり、逝去直前まで編集・発行人をつとめる。1983年歌集『禁忌と好色』により迢空賞受賞。2010年 詩集『注解する者』により高見順賞を受賞。2015年『暮れてゆくバッハ』(書肆侃侃房)。『『赤光』の生誕』など評論集多数。日本藝術院会員。2020年7月10日心不全のため死去。享年92歳。2022年に遺歌集『阿婆世』(砂子屋書房)が刊行される。

「2022年 『岡井隆の忘れもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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