近代経済学の歴史―マーシャルからケインズまで (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061592698

作品紹介・あらすじ

近代経済学の主流をなし、ケンブリッジ学派が担った「正統派理論」。学派の始祖で、資本主義発展の過程を飛躍や断絶のない漸進的な連続的成長とみて、需要供給均衡理論を説いたマーシャル、その弟子で厚生経済学を提唱したピグー、貨幣と密接な景気変動理論を開拓したロバートソンなどの思想を、透徹した論理と歴史的背景の中で考察。ケインズに至る近代経済学の潮流を手際よく明快に説く必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 経済学の世界に「ケンブリッジ学派」というものが、あるということ。
     マーシャル→ビグー→ロバートソン→ケインズと継承される近代経済学の泰斗の脈絡をさすらしい。

     数学者が多い。それゆえ統計を駆使した現状分析と、シュミレーションにもとづく相関関係、分析結果を表現するための数式が駆使されるので、門外の徒には難解。

     ロバートソンに「通貨価値の番人」の語が登場する。「自由放任」と「神の手」という時代が過ぎて、金融・銀行の機能が景気・物価・雇用を左右する時代にはいり、さまざまな理論化がすすめられる。

     ボロボロになるまで読みこなすことで、方向が見えてくるということか。第一回目の読後感。率直に記しておくことにした。

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