近代経済学の歴史: マーシャルからケインズまで (講談社学術文庫 1269)
- 講談社 (1997年2月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061592698
感想・レビュー・書評
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経済学の世界に「ケンブリッジ学派」というものが、あるということ。
マーシャル→ビグー→ロバートソン→ケインズと継承される近代経済学の泰斗の脈絡をさすらしい。
数学者が多い。それゆえ統計を駆使した現状分析と、シュミレーションにもとづく相関関係、分析結果を表現するための数式が駆使されるので、門外の徒には難解。
ロバートソンに「通貨価値の番人」の語が登場する。「自由放任」と「神の手」という時代が過ぎて、金融・銀行の機能が景気・物価・雇用を左右する時代にはいり、さまざまな理論化がすすめられる。
ボロボロになるまで読みこなすことで、方向が見えてくるということか。第一回目の読後感。率直に記しておくことにした。詳細をみるコメント0件をすべて表示