- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061592889
作品紹介・あらすじ
法然の思想を継承しつつ、独自の境地を切り開いた真宗の開祖親鸞。その思想の究極は、悪人優先の救い、煩悩具足のままの救い、この世とあの世における平等、の現世における実現にほかならない。時の権力や既存宗教による度重なる迫害、越後への配流、東国移住、実子善鸞の義絶等々、求道者ゆえ、布教者ゆえの波瀾にみちた親鸞の生涯とその思想を、真宗研究の第一人者があざやかに描いた書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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『親鸞』笠原一男
これはどちらかというと伝記的に年代順にその「生涯と思想」を追ったもの。
入門として有り難い。
その思想や信仰の理解のためには前に紹介した
『親鸞と一遍 日本浄土教とは何か』竹村牧男
と併読すると分かりやすいかも。
いずれも講談社学術文庫です。
有り難いですね、こういう本が文庫で手軽に読めるのは。
まして図書館に置いてあるのがうれしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親鸞の一生、思想が読みやすく書かれており、良い新書だったと思います。
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