親鸞 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061592889

作品紹介・あらすじ

法然の思想を継承しつつ、独自の境地を切り開いた真宗の開祖親鸞。その思想の究極は、悪人優先の救い、煩悩具足のままの救い、この世とあの世における平等、の現世における実現にほかならない。時の権力や既存宗教による度重なる迫害、越後への配流、東国移住、実子善鸞の義絶等々、求道者ゆえ、布教者ゆえの波瀾にみちた親鸞の生涯とその思想を、真宗研究の第一人者があざやかに描いた書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 『親鸞』笠原一男
    これはどちらかというと伝記的に年代順にその「生涯と思想」を追ったもの。
    入門として有り難い。
    その思想や信仰の理解のためには前に紹介した
    『親鸞と一遍 日本浄土教とは何か』竹村牧男
    と併読すると分かりやすいかも。
    いずれも講談社学術文庫です。
    有り難いですね、こういう本が文庫で手軽に読めるのは。
    まして図書館に置いてあるのがうれしい。

  • 親鸞の一生、思想が読みやすく書かれており、良い新書だったと思います。

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