シェイクスピアと日本人 (講談社学術文庫 1304)

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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061593046

作品紹介・あらすじ

日本人にとってシェイクスピアの魅力とはなにか。『ロミオとジュリエット』と近松の『曽根崎心中』、『ハムレット』と漱石の『こころ』などを比較検討し、イギリスと日本双方の心と次元がシェイクスピアにもあることに気づく。恋人たちの自殺や恋愛物語における女性観に日本的な色合いを発見して、共感をいだくのである。「万人の心を持つ」シェイクスピアの、言葉の魔術と魅力をさぐる文庫オリジナル。

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著者プロフィール

Peter Milward.
1925年ロンドン郊外、ウィンブルドンで生まれる。
1954年オックスフォード大学卒業後、
イエズス会士として来日、
1960年カトリック司祭として叙階、
現在、上智大学名誉教授、文学博士(上智大学)。
シェイクスピアにならって無類の駄洒落好き。
主著に『シェイクスピア劇の名台詞』(講談社学術文庫)、
『聖書は何を語っているか』(講談社現代新書)、
『英語の名句・名言』(講談社現代新書)、
『ザビエルの見た日本』(講談社学術文庫)、
『童話の国イギリス
―マザー・グースからハリー・ポッターまで』
(中公新書)ほか多数。

「2016年 『ミルワード先生のシェイクスピア講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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