モンゴルと大明帝国 (講談社学術文庫)

  • 講談社 (1998年2月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (514ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061593176

作品紹介・あらすじ

中国最後の分裂時代、北族王朝の盛衰の中からチンギス・カーンはモンゴル帝国を建設・功臣・耶律楚材の改革を経てフビライの元が史上初めて征服王朝として中国を支配する。しかしモンゴル至上主義への反発から漢民族国家・明が興り、永楽帝による北方遠征や「鄭和の西洋下り」などで栄光の中華帝国を築く。豊富な史料をもとに英雄、皇帝たちの実像と歴史に翻弄された人々の姿を活写する五百年史。

モンゴルと大明帝国 (講談社学術文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 世界帝国としてのモンゴルと、その一部から成った元とではずいぶんと差があるものだなと改めて知る。他民族を征服するは易く、統治するのは難しと言うことも。
    明代は“資本主義”の胎動がそこにあり、農業中心の国家運営が成り立たなくなったことを教えてくれた。
    それらの象徴が陽明学の教えなのだろう。現実主義的なその考え方は、欧米の資本主義胎動期に起きた実利的な思想に通じるものがあると感じた。

  • この本は1974年に講談社から出版された『中国の歴史6、元・明』を加筆・修正をし、文庫化されたものです。本書では遼(916-1125)・金(1115-1234)・モンゴル帝国(1206-71)・元(1271-1368)・明(1368-1644)と幅広い時代について書かれています。中心はタイトル通り元と明についてです。幅広い時代を書いてるせいか、政治史一辺倒の傾向がありますが、概説書として読むならなにも問題がない本でしょう。

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