ウォール街の崩壊 上: ドキュメント世界恐慌・1929年 (講談社学術文庫 1346)
- 講談社 (1998年9月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061593466
作品紹介・あらすじ
1929年。世界金融の中心ウォール街は、依然として衰えをみせない空前の投資ブームに沸いていた。相場師や資産家はもちろん、庶民までもがにわか成り金を夢見て株式投資にのめりこんだ。しかし、株価が経済の実態をはなれ、一人歩きをはじめていることには誰も気づいていない…。果てしなく続くと思われたバブル景気に誰もが浮かれくるった株価大暴落の前夜を、生々しく描出したドキュメント。
感想・レビュー・書評
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1929/10/24から起こったアメリカ株価大暴落に至るまでのお話で、お金持ちから庶民まで、めちゃくちゃたくさんの人が出てきて、誰が誰だかずっと覚えられなくて苦労した(^-^)。
イギリスとアメリカで同時期に詐欺行為があったというのも、興味深かったな。
皆お金に目がくらんで、バブルに浮かれてたんだなあ。
銀行に預けておけば大丈夫、と思ってた庶民たちが無一文になっちゃって、気の毒だったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●未読
◎「世界金融崩壊七つの罪」p.66で紹介
【強欲に取り付かれた人間は常に紳士の振りをする。」】 -
大恐慌の時代を描いた小説。登場人物が多くて、バックボーンを蓄えずに読むと混乱する。
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