日本人の宗教意識: 習俗と信仰の底を流れるもの (講談社学術文庫 1384)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061593848

作品紹介・あらすじ

歴史学や民俗学の素材に深層心理学的分析を加える「歴史心理学」を武器に、宗教思想の伝統とその影響下に形成されてきた民族文化の伝統を深る。「仏教の民間土着と行基・法然の意義」「キリシタン信仰と真宗信仰の類似性」「カリスマ法然と知性人親鸞」等々、その分析は精緻をきわめ、独創的な視角から日本思想史の底層に流れる集合心理的伝統を剔出。

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著者プロフィール

925年福岡生まれ。東京大学文学部、経済学部卒。東京大学文学部助手を経て、山梨大学教授、大阪大学教授、筑波大学教授、桜美林大学教授を歴任。79年度インドネシア大学客員教授、87年、北京日本学センター客員教授。91年人体科学会を創設。主な著書に『近代日本の哲学と実在思想』『日本人の宗教意識』『ユングとキリスト教』『身体論』など多数。

「2013年 『湯浅泰雄全集 補巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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