『聊斎志異』を読む―妖怪と人の幻想劇 (講談社学術文庫)

  • 講談社 (2001年7月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784061594920

みんなの感想まとめ

テーマや内容を深く掘り下げた解説が魅力的で、初心者にも親しみやすい作品となっています。科挙や夫婦、狐といった多様なテーマを通じて、中国の妖怪観や文化がわかりやすく紹介され、特に狐に関しては半神のような...

感想・レビュー・書評

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  • 「聊斎志異」のあらましや特徴、そして科挙や夫婦、狐などのテーマからその内容を探る。学者らしくそつのない文章だが、感動や共感がないのが物足りない。

  •  戦後、東野英治郎による「聊斎志異」のラジオドラマに親しんだという懐旧談から始まる。
     科挙の受験地獄から脱落した知識人が、志怪(怪を志るす)小説や演義小説に手を染め、洛陽の紙価を高める、という流れは、科挙の功罪の功であろう。フランス革命で失業した宮廷料理人が、市民相手にレストランを開くようなものかな?

     中国の鬼(き)が、わが国の鬼(おに)とまるで違う、というのは知っていたが、妖怪としてのキツネ観もずいぶん違う。聊斎志異では半神のような扱いだ。

  • すごくわかりやすく聊斎志異の話を解説付きで語っている。中国文化もわかりやすく、何故この話でこうなるのか、著者の視点から読み解いて聞かせる。
    中国文化や専門の単語にも説明してくれているので、初心者には読みやすい代物。ただ、載せている作品が少ないのが残念。もっと読みたい。

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