西田幾多郎の思想 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061595446

作品紹介・あらすじ

日本最初の哲学書といわれる『善の研究』の執筆者で近代日本を代表する哲学者、西田幾多郎。強靱な思索力で意識を深く掘りさげ、心の最深部にある真実の心は何かを探究し、独自の哲学大系を構築した。西田哲学とは実際どのようなものなのか。本書は、求道者西田の思索における悪戦苦闘の跡を辿り、その思想の特色と現代的意義を分かりやすく紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • ―2002年12月―

  • 薄っぺらではあるが、一応全体像を見渡せる。西田の凄さはまったく伝わってこないが。

  • 烏兎の庭 第三部 書評 5.12.07
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto03/bunsho/nisida.html

  • 人の本質は振る舞いに現れる。言葉はいくらでも嘘をつけるものだ。仮に偽善的な行為があったとしても、見る人が見れば卑しい振る舞いとなって映る。作為や演技は決して長続きしない。心根から心掛けが生まれ、振る舞いにつながる。慇懃(いんぎん)でありながら無礼な人もいれば、粗暴の中に優しさが滲む人もいる。いにしえの中国ではそれを礼容(れいよう)といった。
    http://sessendo.blogspot.jp/2014/04/blog-post_5.html

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著者プロフィール

日本大学名誉教授

「2017年 『鏡のなかのギリシア哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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