聖書百話 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061595507

作品紹介・あらすじ

「書物の中の書物」とされ、「永遠のベストセラー」ともいわれる聖書。しかし、聖書が真に伝えんとするところを理解する人は多くない。神とは誰か、愛とは何か、人間とは、そして信仰とは…。それらの問いへの答えは聖書にある。神、聖霊、信仰、教会等の主題の下、新約・旧約両聖書に秘められたメッセージを読み解き、人の生きるべき道を指し示す。

感想・レビュー・書評

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  • ・わが国において聖書は不思議な読まれかたをしている。日本聖書協会の報告によれば、聖書は年間平均二百万冊以上売れており、その売り上げ数は世界第二位であるという。しかるに、キリスト教徒の数は、わが国では(少なくともプロテスタント教会に関しては)宣教百年を経過しても、せいぜい五十万人程度だといわれる。聖書が買われている方からいえば、十年間でも二千万人が聖書を読んでいることになる。それだのに、聖書を読んで信仰にはいる者は、百年たっても五十万人である! この落差はどこから生じてくるのだろうか。
     要するに、それは、聖書が、読んでも分からない、というところから来ている。聖書は買われて読まれても、理解されていないのである。買われるだけで、真実には読まれていないということになる。そこで、決定的に重要なことは、読まれる聖書が、理解されて信仰されるように、そのメッセージを解釈して伝えることである。

  • 分かりやすかった

  • (05.25.2016)

  • キリスト教とは何かということを聖書を通して学ぶことの出来る入門書です。一見つながりの無いような聖書の中のお話がわかりやすく解説されています。

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