室町時代の一皇族の生涯 『看聞日記』の世界 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061595729

作品紹介・あらすじ

後崇光院伏見宮貞成親王が綴った『看聞日記』は、室町前期の息づまる政局の脈動をありありと伝える。皇位継承をめぐる皇族間の確執、将軍義教の粛清政治、巷の風聞、宮廷の四季を彩る祭礼・行事・遊びの数々や猿楽・茶の湯・連歌など新しく興隆した芸能文化の様子。波瀾と珍奇に富む多彩な日記の世界を披露しながら嫡男を皇位に即ける念願を果たした筆者の生涯を追う。

感想・レビュー・書評

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  • 伏見宮貞成親王の生涯を描いた一般向け学術書。
    親王の日記看聞日記を基本史料にして、かの生涯、室町の世相を描きます。個人的に室町時代や伏見の歴史に興味があるから読みました。
    文体はエッセイ風に近いです。

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著者プロフィール

1935年、京都市生まれ。立命館大学大学院博士課程中退。部落問題研究所、京都市史編さん所などに勤務したほか、富山大学教授、桃山学院大学教授を歴任。おもな著書に『中世民衆の生活文化』『東山文化』『下剋上の文化』『的と胞衣』『光あるうちに』『中世日本文化史論考』『室町時代の一皇族の生涯』などがある。

「2012年 『新井白石「読史余論」 現代語訳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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