- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061596054
作品紹介・あらすじ
山高帽にこうもり傘、優美なマナーとさりげないダンディズム。英国紳士たちの悠揚せまらぬ精神から大英帝国を彩るユーモアが生まれた。当意即妙、光る知性、グロテスクなまでにブラック、自分を笑う余裕。ジョンソン博士、イヴリン・ウォー、チャーチルほか、帝国最上の産物たる紳士の最高のユーモアを味わいつつ、英国流人生哲学の真髄にせまる。
感想・レビュー・書評
-
ロンドン旅行準備本。イギリス紳士とは『他人に興味がなく、我慢強く、余裕がある。』と本書にあるが、旅行でさらに感じたのは、コミュニケーションを大切にし、礼節を重んじるイメージ。 赦す部分と、守る部分のバランスが絶妙と言うか。。大して関わりもない事にまで反対したり、目くじら立てたりして、息苦しくなってしまった我が国の空気感との差を感じた。 ウィットとユーモアの違いとは、“突き放して冷笑するのではなく、ゆとりある態度で大らかに包み込む精神”があるか。“ つまり、チャーチルはウイットだと言う事。 惜しむらくは、私の英語力では、これらを旅先で実感・理解出来なかった事である。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルの通り、イギリス紳士とは何かの定義、またイギリスの所謂ブラックユーモアの精神について書いたエッセイ。
刊行年は古いが、他に同様の本が少ないので興味深く読んだ。 -
卓抜なユーモアを通して味わう英国人生哲学山高帽にこうもり傘、悠揚迫らぬ精神から大英帝国を彩るユーモアが生れた。当意即妙、グロテスクなほどブラック、自分を笑う余裕。ユーモアで読む英国流人生哲学(e-honより)
-
紳士とは何たるものなのかをかなりよく学ぶことができた。ユーモアが洗練されていて笑ったしほっこりした。
-
16/05/14、ブックオフで購入。
-
資料ID:C0025246
配架場所:本館2F文庫書架
著者プロフィール
小林章夫の作品





