天皇制の基層 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061596177

作品紹介・あらすじ

天皇制とは?その支える原理とは一体何なのか。戦後思想の巨大な導き手と、日本人の心の本性の探究に果敢に挑んできた研究者との気迫に満ちた対談。自己の切実な体験から天皇制の根底を問う吉本。歴史学と民俗学の研究成果を踏まえ、宮廷儀礼の大幅な変更と作為、二重王権としての天皇制等を指摘する赤坂。新旧二人の論客が天皇制の問題に鋭く切り込む。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    天皇制とは?
    その支える原理とは一体何なのか。
    戦後思想の巨大な導き手と、日本人の心の本性の探究に果敢に挑んできた研究者との気迫に満ちた対談。
    自己の切実な体験から天皇制の根底を問う吉本。
    歴史学と民俗学の研究成果を踏まえ、宮廷儀礼の大幅な変更と作為、二重王権としての天皇制等を指摘する赤坂。
    新旧二人の論客が天皇制の問題に鋭く切り込む。

    [ 目次 ]
    1 天皇制論の視座
    2 象徴天皇制をめぐって
    3 大嘗祭と天皇制の深層

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


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著者プロフィール

吉本隆明(よしもと・たかあき)
1924-2012年。東京・月島に生まれる。東京工業大学卒業。詩人・思想家。日本の敗戦を富山県の動員先で迎えた。戦後の混迷のなか、じぶんは世界認識の方法を知らなかったと痛切に自覚し、1955年「高村光太郎ノート」によって戦争責任問題に最初のメスを入れ、「マチウ書詩論」によって思想の基礎を形成。爾来、つねに世界思想の水準を見据え、時代と対峙しながら、思索を展開してきた。詩集『固有時との対話』『転移のための十篇』、『言語にとって美とは何か』『共同幻想論』『最後の親鸞』『母型論』などがあり、その全著作は『吉本隆明全集』(全38巻・別巻1)として刊行中。またインターネット上のサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で、「吉本隆明アーカイブ」として183の講演が無料公開されている。

「2023年 『吉本隆明 全質疑応答V』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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