諸子百家 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 81
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061596849

作品紹介・あらすじ

春秋・戦国の乱世に自らの理想を実現すべく諸国を巡った諸子百家。快楽至上主義の楊朱と兼愛の戦士・墨子の思想がなぜ天下を二分するほど支持されたのか。五徳終始説と大地理説で新王朝の出現を促進した鄒衍の雄大な構想、「白馬は馬に非ず」とした公孫龍の緻密な論理とは。新出土資料で判明した老子、孫子、孔子などの実像も、興味深く説き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 何ともレビューや感想は書きにくい。
    この人の文章は面白くて読みやすい。

    墨子の項目は「墨子」と同じ文章というところもあった。
    同じ人のいろんな本の寄せ集めなのかも。

    20014.2.3~2.15

  • 同じ方の著作を孫子で読んでます。
    なので、孫子の項は、かぶっている部分が多いです。
    本文の引用は少ないものの、初心者向けでわかりやすいです。
    …本格的に勉強しようという方の「わかりやすい」ですが。
    要するに思想なので、哲学苦手な人にはきついかも。
    図表も文庫ながら、載せていていいかんじ。
    …ただ…孔子、孟子は嫌いなのかな、この人。

  • 古代中国、思想の百花繚乱時代であった春秋・戦国時代に活躍した、諸子百家の思想を簡潔に紹介します。最近の発掘調査の結果も踏まえながら、成立時期などを検討。一方でこのような新出土資料によって、「思想史の編年」という擬古派の論拠が崩れる例を挙げ、成立時期を引き下げようとする立場に対して警鐘を鳴らしています。

    諸子百家の代表例として、11人の思想家について、それぞれの思想の概略、他の思想との関係、その限界、歴史に果たした役割を見ていきます。有名どころだけでなく、現在はその著作が伝わっていない思想家についても、他の文献を通して、その思想がどのようなものだったかを紹介。

    目次:
    序章 諸子百家とは何か
    第一章 無為の哲人・老子
    第二章 混沌の魔術師・荘子
    昔教科書で読んだ、「混沌」の話。
    第三章 歴史否定の快楽主義者・楊朱
    第四章 受命なき聖人・孔子
    第五章 失敗した革命家・孟子
    第六章 兼愛の戦士・墨子
    第七章 相対判断の破壊者・恵施
    第八章 最後の古代論理学者・公孫龍
    第九章 宇宙論的政治思想家・鄒衍
    第十章 中国兵学の最高峰・孫子
    第十一章 法術思想の貴公子・韓非子

    孔子に対する評価が低いところは一つの特徴。

  • 韓非子や荘子、スウエンの分析が面白いです。

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著者プロフィール

1946年仙台市生まれ。東北大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻は中国哲学。文学博士。東北大学大学院環境科学研究科教授などを経て、現在、東北大学名誉教授。おもな著書に『孔子神話』『古代中国の言語哲学』『「孫子」を読む』『古代中国の宇宙論』『老子と上天』などのほか、講談社学術文庫に『孫子』『墨子』『諸子百家』がある。

「2017年 『儒教 怨念と復讐の宗教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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