漫画が語る明治 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061597297

作品紹介・あらすじ

漫画は世相を写したタイムカプセルである!洋装を受け入れながらチョンマゲを捨てきれない人々。徹底的に諷刺される伊藤博文・黒田清隆ら、為政者たち。抑圧され嘲笑される女性たち。そして公権力と戦う漫画家たち-。明治期の傑作漫画百余点を通して、激変する社会の中での戸惑いと好奇、反骨と愛着が交錯する「明治」という時代を活写する。

感想・レビュー・書評

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  • 明治期の風刺漫画から明治の政治、世相などを綴った作品。今とは違い、結構明治の風刺漫画は過激で、それでいて的を得ていた。これを読んでると、何だか今は自由なように見えて、案外なにも言えない時代なのかと思えてしまう。

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著者プロフィール

2018年12月現在
漫画・諷刺画研究家/元 帝京平成大学教授

「2018年 『日本の漫画本300年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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