マルクス・アウレリウス「自省録」 (講談社学術文庫)

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  • 講談社 (2006年2月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784061597495

作品紹介・あらすじ

2世紀後半ローマ皇帝となったマルクス・アウレリウスはまたストア派の哲学者でもあった。万有は神的理性(ロゴス)に統率されるという合理的存在論に与する精神構造を持つ一方で、文章全体に漂う硬質の無常観はどこから来るのか。自身の心に向かって思念し、心内の軋み・分裂・矛盾をごまかすことなく真摯に生きた哲人皇帝の魂の声。碩学による待望の新訳。(講談社学術文庫)


哲人ローマ皇帝マルクスの内なる魂の独白。AD161年即位の皇帝はストア派の哲学者でもあった。合理的存在論に与する一方で憂愁の色を帯びる無常観はどこから来るのか。哲人皇帝の心の軋みに耳を澄ます

みんなの感想まとめ

内省をテーマにしたこの書は、ローマ皇帝マルクス・アウレリウスの哲学的な思索を通じて、自己理解や道徳について深く考えさせられる内容です。彼の言葉は、他者に対する親切や自己成長の重要性を説き、読者はその教...

感想・レビュー・書評

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  • ユッキーの本棚から

    道徳とか倫理とかってお話しなんだけどね
    二世紀後半のローマ皇帝マルクス・アウレリウスのお言葉です

    でね、まぁ例えば「他人には見返りを求めず親切にしよう!」ってなことを言う訳です
    そりゃまぁその方がいいよね
    当たり前よねって思うんだけど
    じゃあどうしたらそんなこと普通にできるようになんのよ?ってことだったり、なんで親切にした方が良いの?ってことをとことん考えるのが「哲学」な訳です
    (一門に分かりやすいようめちゃめちゃざっくり言ってますよ)

    『自省録』言うてるわけなので、マルクスは主に自分との対話でそれをやってるわけね

    で、なるほど〜って思うわけ
    マルクス良いこと言うな〜染みるな〜って
    と、同時にいつも思うのが、いやもう2,000年も前の人の言ってることに染みてる場合じゃないんだって!
    人類ちっとも成長してないやん!って

    マルクスだって自分の書いたやつが2,000年後も読まれてますよ!って知ったら、案外、え?まだそんなん読んでんの?ってちょっと引いちゃうんじゃないかな〜なんて

    • yukimisakeさん
      ピジョンのお尻ふきー!!爆笑
      おびのりさんにお尻を…(/// ^///)

      き、気持ちいい!!

      マキさんそれでもめっちゃ飲んでる…笑
      凄く...
      ピジョンのお尻ふきー!!爆笑
      おびのりさんにお尻を…(/// ^///)

      き、気持ちいい!!

      マキさんそれでもめっちゃ飲んでる…笑
      凄く売れますよ!今日もレジバイトなのでチェックが楽しみ♪
      2024/10/04
    • 1Q84O1さん
      makiさん

      おめでとうございます〜ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
      私からはウコンの力を送っておきますね
      肝臓を大切にしてください!
      makiさん

      おめでとうございます〜ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
      私からはウコンの力を送っておきますね
      肝臓を大切にしてください!
      2024/10/04
    • bmakiさん
      雪さんのレジバイトの日は、おばさん殺到するんでしょうね(*^▽^*)
      あの小さいビールの缶、買う人いるのかぁ。。。


      一休さん、ありがとう...
      雪さんのレジバイトの日は、おばさん殺到するんでしょうね(*^▽^*)
      あの小さいビールの缶、買う人いるのかぁ。。。


      一休さん、ありがとうございます!!
      うんこ!?
      あ、違った、ウコンでしたか!
      一度も飲んだことがなくて。

      会社の健康診断でも、肝機能でダメ出しくらったことが一度もないんですよ。
      神様は私に飲め!と仰っているのですっ!!(*´꒳`*)

      それ以外の時間、ほぼ働いているので許してやってくださいm(_ _)m
      その時間だけが、唯一幸せの時間なのです╰(*´︶`*)╯
      2024/10/04
  • 五賢帝時代の最後の哲学皇帝、マルクス・アウレリウスが日記帳のようなものに書き綴った内省の書。
    2000年が経った今も哲学書の最高峰として燦然と輝いているのには驚きですが、久々に再読。

    私自身も内省する事が多く、周りに振り回されない性質だと思っていたのにここ最近はどうも自我を見失っている気がしてなりませんでした。
    そのせいで前に進む事が出来ていない事に気付き、一度自分の原点を見つめ直そうと選んだのがこの『自省録』です。

    そもそも禁欲主義であったマルクスとはスタート地点からして違うのですが、それでも金言の数々が心に刺さりました。
    中でも自分に響いた一説をご紹介。
    「どんなに小さな事であっても、1歩前に進んだのならそれで満足し、更にその結果は大した事無いと考えるのだ」
    理想を叶える事を目的にするのでは無く、そこに向けて進んでいることが重要。
    これです、これを見失っていたのです。

    他にも、対人ストレス、己の才能のなさに絶望した時、先が見えない時、やる気が起こらない時、人生の残り時間を考えてしまう時、朝起きれなくて辛いよ!という時まで、それぞれ皆さんの抱えている生き辛さに対しての答えが大抵は詰まっています。
    (マルクスほどの方が朝起きれないよ!ってのには親近感が湧きますが、きっと激務のせいでお疲れだったのでしょう。私のように本読みすぎた!みたいな理由では無いと思います)

    元々が自分に対しての語り口調で綴られており、それがそのまま印字されていますので哲学書の中でも読みやすいと思います。
    本当は哲学者になって読書と瞑想に明け暮れたかったのに、39歳で皇帝に即位させられ、国を守る為に先陣を切って戦場で駆け回っていたマルクス皇帝。その飾り気のない言葉の一つ一つには重みと深みと説得力があります。

    結局は足を進めて暗闇から抜け出すのは己自身ですが、時には先の見えない暗い道を照らしてくれる灯りが欲しいものです。
    この『自省録』はまさに多くの方の灯りとなる名著だと思います。

    • みんみんさん
      メロンがカリスマになったのはダジャレを辞めた頃からです(●︎´艸`)
      メロンがカリスマになったのはダジャレを辞めた頃からです(●︎´艸`)
      2024/10/03
    • ひまわりめろんさん
      ダジャレのカリスマだったっちゅうの!(何それ)
      ダジャレのカリスマだったっちゅうの!(何それ)
      2024/10/03
    • yukimisakeさん
      みんみんさんとおびのりさんの初コメ見て来ました笑
      初々しい!なんか、むず痒い!笑
      思いついた事全部言う教祖はダジャレの流れからでしょうか笑
      みんみんさんとおびのりさんの初コメ見て来ました笑
      初々しい!なんか、むず痒い!笑
      思いついた事全部言う教祖はダジャレの流れからでしょうか笑
      2024/10/04
  • ローマ皇帝でありながら、生涯を通じて哲学的思索を探求し続けたマルクス・アウレリウスの書。
    彼の生きた時代はストア哲学が大いに流行った時代でもあったそうなので、彼の思想的スタンスもストア哲学そのものです。

    あとがきにもありますが、彼が皇帝を務めた時代もローマ帝国は動乱の中にあって、彼自身も外敵との戦いのために幾度となく遠征に赴き、そして最後はその陣中で没しています。
    そのような多忙を極める公務の中にあって、体系だった研究はさすがに無理な話。そのため本書は彼が公務の合間に思索したり、ふと思いついたことを書き綴った内容が中心になります。
    個人的にはそのようなスタイルでまとめられた本書は非常に読みやすいし、親しみがわきました。

    本書を読み、全体を通じて感じたテーマは「この束の間の生をいかに生きるか」ということ。
    戦争多き時代にあって、彼がいかに「生」についてシリアスに考えていたかがわかります。

    「あたかも1万年も生きるかのように行動するな。不可避なもの(「死」のことでしょう)が君の上にかかっている。生きているうちに、許されている間に、善き人たれ。」

    「今後なんなりと君を悲しみに誘うことがあったなら、次の心情をよりどころとするのを忘れるな。曰く『これは不運ではない。しかしこれを気高く耐え忍ぶことは幸運である』。」

    ふと思いついたときに手に取って思い思いの箇所を読み直す。そして昨日より少し背筋を正して生活する。そんな風に読み続けたい一冊だと思いました。

  • 『自分の時間』で読むべき本として紹介されてた

  • 第43回OBPビブリオバトル「王道」で発表された本です。
    2019.11.27

  • ストア哲学の結晶とも言える著作。
    著者はローマ皇帝。その義務の合間の、僅かな余暇を割いて、彼が本来求めていた哲学に立ち戻り、思索を書き綴ったもので、自分自身に宛てて書いたものである。
    彼の義務と天性の齟齬を痛ましい程に実感しながらも、なお、人間として与えられた義務を果たす為に自ら叱咤し、励ます筆致は、これまで、同じような境遇にあった多くの人々を励まし、また未来においても励ましてゆくのだろうと感じられる。
    岩波文庫に神谷美恵子の訳もある。
    神谷訳は旧字体の語調(現行版では字体は勿論改められている)で、皇帝の苦悩を前面に押し出した訳文という印象。
    一方でこちら鈴木訳の印象は、補語を多く使用しており、文体も現代文的で、断定的で敢然とした感じがある。

  • 自分の集中力ではなかなか読みこめず、一旦リタイア… これが世界中で読まれているなんて、みんな難しい本を読んでいるんだなあ 読書習慣がもう少し身についたらリベンジしようと思う

  • こちらは幾分平明に書いてあり読み通しやすい感じかな。
    これはこれ、岩波には岩波の良さがあるように思うので好きな方を手にしたらいいと思います。

  • いつでも、何度でも読み返す一冊。

    これまで座右の書といえば、アルケミストや、考えない練習を挙げていましたが、この本を読んでからは、迷わず一冊に加えました。

    ローマの皇帝という、社会的地位の頂上にいながらも、質素倹約を旨とし、驕らず高ぶらず、誠実であろうとする、マルクスの達観した価値観に触れることが出来ます。
    ストア哲学者でもあるので、ロゴス(理性)の大切さやミニマリストの源泉となるような言葉に出会えます。

    人生に大きな影響を与えてくれました。

    よく宝くじを当てた人が、その大金に人生を狂わされる、という不幸話を聞きますが、彼ならそんな態度は取らず、あたかも外れたかのように日々過ごすのでしょう(そもそも宝くじを買わないか)

  • ・公共のために活動せよ。
    ・どうにもならない他人もいるが、寛容になれ。
    ・いずれみんな死に、忘れられる。
    みたいな。割とペシミスティック?

  • COURRIER JAPON
    著名人の本棚
    慎泰俊さんの推薦図書より

  • ꒰꒪꒫꒪⌯꒱途中でリタイア

  • 何かの本で必読となっていたので読んでみた。ローマ皇帝だったマルクスが自分の思いや考えを端的な言葉で綴っていた。集中して読まないとなかなか理解しにくいけれど、いくつか覚えておきたいことばとか考え方が出てきて、ためになった。一回読んだだけだと消化しきれなかったので、またいつかじっくりと読み直したい。

  • 前半のマルクス・アウレリウスのバックボーンを読んだ。著書そのものは岩波文庫版で読もうと思います。

  • 1800年前の自分のために書いた日記のような物。
    人が読むためにき書いたものではないので、同じような内容が出てきたりする。
    21世紀になって世界で読まれて評価をされているとは夢にも思っていなかっただろうな、と思うと不思議。
    焼いたパンの下りは、何百年何千年経ても人間は変わらないのだなと親近感が湧く。

  • 近代理性にとっての聖書。後半が繰り返しになってしまっているのが点を下げた原因だが、一日一章読みながら、血肉としていきたい作品である。箴言集。

  • 西武リブロ、¥924

  • まずは「物体」があることが優先されるが唯物論ではない。

  • 「テルマエ・ロマエ」にも出てくるマルクス・アウレリウスの本だから、という甚だ不純な動機で読んでみましたが、まー難解。久々に、高校1年の時に受けた哲学の授業を思い出した。そういや、当時も何を言ってんだか全然わからんかったなー。

    でも、全12巻(普通の本でいう「章」みたいなもの)のうち、最初の第1巻はとても分かりやすく、ストンと腑に落ちました。

    思うに、この手の哲学書は一回ぐらいの通読で理解しようということ自体が間違いなんでしょう。しばらくは手元に置いて、折を見て適当に読み返してみようと思います。

    それぞれの巻がほぼ独立してるので、どこから読み始めても支障がないのは好い所だと思われます。

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