学問のすゝめ (講談社学術文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 247
感想 : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061597594

作品紹介・あらすじ

近代日本を代表する思想家が説く、国民の精神革命。自由平等・独立自尊の理念を掲げ、西洋的「実学」を奨励する不朽の書に、より多くの読者が親しむことを企図し、本書は流麗な文語調の原文に長年の研究成果を結実させた丁寧な語釈・解説を付した。国際社会の中の日本、日本人のあり方を考えるうえで、いまなお重要な指針を示す現代人必読の一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 解説が良い!福沢諭吉の考えを紐解くの多い参考になる。

    実学=実用or実験実証

    賢者と愚者、富者と貧者をわけるのは学問をしたかしないかである。

    学生頒布の趣意書(1872)に綴られてる
    ?教育の機会均等
    ?実学主義
    ?個人主義
    と福沢諭吉の考えとを関連付けて述べられてる箇所がわかりやすく興味深かった。

  • 大学時代に輪読したのを、読み返してみた。

    結局、「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとにより出来るものなり」の一文に尽きる。
    「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」が一人歩きしてしまってる。。
    本来は平等なはずなんだけど、実際は貴貧の差が出てしまっていて、その原因は学の有無だから、学問に精を出しなさいっていう、意味なんだけどなぁ。。

  • 慶應義塾の創設者の書籍の中で最も有名なものである。「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の書き出しは有名である。本書を読んでいない人でも、この書き出しを知っている人は多い。

  • 【琉球大学附属図書館OPACリンク】
    https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA76397244

  • 今にも通じるものがたくさんある本だった。もちろん「天は人の上に人をつくらず、、」の言葉とか、ノートに書き留めたいことがたくさんあった。ちょっと難しいイメージだったけど、注釈もあってなんとか読めてよかった。

  • ●当時の気風などについては不勉強なのだが、「貴賎上下の差別はなく、人々は一身独立を成すべきで、それが一国独立への道である。そして、独立するためには、実学を身につけることが肝要である」といった著者の主張はどれほど画期的で、どれほどの影響を与えたのだろうか。

  • 学問のすすめというのは冒頭の文がえらく不自然に切り取られたことでだいぶ有名な本ですが、それにしても「といへり。」を削ってしまうのはずいぶんな暴挙ではないか。
    高校時代に一読したきり再度読まないものだから、今になって中身を説明せよと言われてもなんだっけという情けない有様ですが、けれどもこの本が、現代にも通ずる本だというのは今でもハッキリと信じており、当時の激動の時代にこういう人がいたということをみんなもっとよく(決して紙幣を通じてだけでなく)知っておくべきだとも思うわけです。

    こういった知識人をきちんと生かしておける社会というのがよい社会だと思います。
    こういった人間を再生産できる社会というのがよい社会だと思います。
    (加えてこうした人が民間にいるのも大きい。みんながみんな官僚になってしまうのは考え物です)

  • 初めてちゃっと学問のすすめを読みました。
    勉学の大切さについて書かれており、学ぶことを惜しまなければ、みんな平等でやりたいことにチャレンジできるということが熱く伝わってきました。

  • 読み終わった…!長カッタヨ…!
    いちばんの敗因は、解説の豊富さだけでほぼ原文の本を買ってしまったことよ…。
    古文、とは言わないけど、文語体ッていうのかな?
    読めないことはないけど、地味に読みづらい。
    久し振りに「べし」と「む」の意味とか二重否定について思いをはせたよ…。
    「人の品行は高尚ならざるべからざる」とかね、どっちだよ!みたいな。

    内容は、ざっくり言うなら自己啓発本。
    最後の方なんてほぼ人生訓。
    「自由平等」とか「独立自尊の精神」とか「経済の振興、民間の活用」とか「法の順守」とか、現代でも普通にビジネスの棚あたりにありそうな。
    でもビミョーに上から目線なのが楽しい。
    「俺様が先頭に立って愚民どもを導いてやるし、それどころか学者にだって進む道を示してやんよ。」
    「今の国民のことでいちばん頭が痛いのは、その見識が賤しいことさ。」
    みたいな。 笑
    (超意訳。でも大体合ってる、はず。)
    読んでて思わず「何様だ! 笑」ッて突っ込んだけど。

    諭吉様だった!
    平に、平にご容赦を!そして是非うちにおいでくださいませ! 笑
    本当にねえ、ちょっと油断するとすーぐ出て行ってしまわれるからねえ、諭吉様(万札様)は。

    なかなかに面白いので、是非読んでみてほしいですが、現代語訳をお勧めするよ…。
    こういう文章こんなに読んだの、大学入試勉強以来だよorz

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著者プロフィール

1935~1901年。豊前中津藩(現・大分県中津市)下級藩士の次男として生れる。19歳の時、長崎に蘭学修行におもむく。その後、大阪で適塾(蘭方医、緒方洪庵の塾)に入塾。1858年、江戸で蘭学塾(のちの慶應義塾)を開く。その後、幕府の使節団の一員として、3度にわたって欧米を視察。維新後は、民間人の立場で、教育と民衆啓蒙の著述に従事し、人々に大きな影響を与えた。特に『学問のすすめ』は、17冊の小冊子で、各編約20万部、合計で340万部も売れた大ベストセラー。その他の著書に『西洋事情』『文明論之概略』『福翁自伝』など。

「2010年 『独立のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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