- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061598249
作品紹介・あらすじ
本文十八章と付篇一章から成る小篇である『孝経』は、孝道を論じた儒教の経書で、古来永く読み継がれてきた。しかし、単に親への孝行を説く道徳の書ではなく、中国人の死生観・世界観が凝縮された書である。『女孝経』『父母恩重経』「法然上人母へのことば」など中国と日本の『孝経』周辺資料も多数紹介・解読し、精神的紐帯としての家族を重視する人間観を分析する。
感想・レビュー・書評
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中江藤樹あたりへの関心から、孝経とはいったいどんなんものかと手にとってみた。孝経の現代語訳はさほど長くはないし、内容的に難しいわけでもない。訳者による孝経の概略的な説明もわかりやすい。ただ、それ以外の孝経に関する訳者の様々な論文は、やや時代がかっていて、そこまで読む気にはならなかった。
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考え方として、良い考え方だとは思う。
けど、私はこういう考え方はできない人間なので
色々と考えさせられる本ではあった。 -
09/1/8
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著者プロフィール
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