江戸城 将軍家の生活 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061598829

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  • 1 江戸氏の館
    2 道潅築城
    3 関東転封
    4 天下普請
    5 築城術
    6 江戸城の構造
    7 城内の諸役所
    8 年中行事
    9 城内の生活
    10 江戸城開城
    11 皇城

    著者:村井益男(1926-、香川県、日本近世史)

  • この大規模な城の築城には
    並々ならぬ労働力が使われたといいます。
    多くの大名が貢献度を競ってこの
    築城に参加しました。

    ですが、時にはその事業が
    大名の財政を悪化させることも…
    その悲哀の手紙がまた…

    必読部分は大奥のところ。
    よく読めば、江戸幕府の崩壊の遠因で
    あることが伺えるかと思います。
    (一度大事件も起きています)

  • 日本での江戸城の役割は何だったかを問う本。城内の詳細図などがあり、誰が何処で仕事をしていたのか、将軍の生活(食事をする場所、お風呂の場所など)を感覚的に掴める。

  • 本書は江戸城の成り立ちから城内の生活、幕末維新の開城、その後の皇城としてまでを俯瞰した本である。原本は昭和39年の刊行であるが昨年、文庫化された。(さすが学術文庫である) 読みやすく面白いのが嬉しい。

  • 江戸城の歴史を通して読んだのは、はじめてかも?!
    この本の元になっている本は、1964年に出版されたということですが、今読んでも、充分面白かったですよ。

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著者プロフィール

1926年、香川県生まれ。1949年、日本大学法文学部卒業。東京大学史料編纂所教授、日本大学教授(法学部・文理学部兼担)を歴任。2011年、没。
【主要編著書】『日本城下町図集』関東・甲信越篇(昭和礼文社、1981年)、『江戸城 日本名城集成』(小学館、1986年)、『年表日本歴史』五(共編、筑摩書房、1988年)

「2021年 『江戸城 将軍家の生活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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