あさきゆめみし 9: 源氏物語 (講談社コミックスミミ 225)

著者 :
  • 講談社 (1989年1月1日発売)
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061702257

感想・レビュー・書評

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  • 女三の宮を責めることはできないと思います。周りの大人たちから甘やかし以外のものを何も与えられなかったのですから。

  • 内容紹介(amazon)
    ・因果応報……若い日のあやまちがいま……。宿命の子、薫をわが子として抱く、源氏の胸中に去来するものは――。
    ・三の宮は柏木の子を身ごもった。ふたりのあやまちを許すことのできない源氏の心を知り、思い悩んだ柏木は病の床につき衰弱していく。一方、三の宮は、薫を産みおとすと、父に乞い、世を捨て出家してしまう。

    新書: 207ページ
    出版社: 講談社 (1989/01)

  • 今年も実家に帰ったら姉貴のあさきゆめみしの続きを読む。ここら辺ではずっと思うけど、因果応報。柏木に女三の宮を寝取られ、薫が生まれる。源氏物語絵巻を見た時に話題になっていた、源氏が自分の子でない子を抱く場面ってのはここだったんだよねって思い出しながら読む。

  • 源氏の業と葛藤を深くえぐる。物語は急に深みを増してきた。後半の夕霧はまだ分からず。

  • 柏木なんだかんだしぶといじゃないか…源氏が嫌味言うと何か…(笑)
    8巻9巻の中では落葉の宮が一番綺麗だな~!しかし夕霧下手だな~!

  • 主人公の光源氏にはあまり好感を持てませんでしたが、出てくる女性達は素敵です。人物の関係図を何度も確認して憶えるのに苦労しました^^;

  • 【M】

  • 言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。

    高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。

  • 中学2・3年はコレで青春を過ごしたとしか思えない作品。光源氏の恋多きぶりに10代の乙女心(?)は酸っぱかったり甘かったり激怒したりと大忙しでした。9巻をあえて選んだのは、自分の事を棚にあげて、浮気をした嫁さんとその男にネチネチ嫌味をいう光源氏に、自分を含むハマっていた友人一同ブーイングを飛ばした為(笑)あまつさえ主人公の顔にイタズラ書きさえしてしまった。
    若さってスバラシイ(苦笑)

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著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン!』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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