あさきゆめみし 10: 源氏物語 (講談社コミックスミミ 269)

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  • 講談社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061702691

感想・レビュー・書評

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  • 初版と表紙が変更されたのですね。前の表紙は、この巻の内容をよく表していましたが、確かに悲しすぎるのかも…
    三の宮(後の匂宮)の無邪気さ、健気さが泣けますね。何故チャラい脇役になってしまうのでしょう。

  • 内容紹介(amazon)
    ・若き日の奔放な愛、恋と権力を両手にした40代、六条院の平穏な日々をへて、栄光にみちた光源氏の生涯は、静かに幕を下ろす――。
    ・夕霧は、柏木の未亡人二の宮を口説き、強引に結婚してしまう。そんな夫の姿に、雲居(くもい)の雁は深く傷つき反抗するのだった。一方、出家を願う紫の上は病の床につき、栄華を極めた光源氏も暗い晩年を迎えていた。

    コミック: 209ページ
    出版社: 講談社 (1990/01)

  • 実家に帰ったら姉貴のあさきゆめみしを読むシリーズをもう一冊。雲居の雁一筋だった夕霧が二の宮に入れ込むあたり、血は争えないなぁと思いながらも、うまく振る舞えないところが親父とは違うところだな。紫の上が死に、源氏も最期を迎える。これにて第一部は終了で、この後宇治十帖に続く。

  • 悲しみの表現がとうりいっぺんでなく、胸を打つ。いつの時代も愛する人の死は簡単なものでは無い。しかし、それゆえにその出会いのかけがえのなさがわかるのだろう。美しい場面が多かった。

  • たくさんの情景が心に浮かぶ。けれどもここのフレーズほド私の胸を捉えたのはなかった。あなたの目の前にある大切なものを忘れないようにして下さい 。
    (*^_^*)

    ともに笑い、共に嘆き、
    ともに渡って きた 年月のうちに
    私は藤壷 の宮の形 代などではない
    紛れもない
    紫上自身を
    愛していたのだ。
    (^_^)a

    そのことに私自身思い至ることもなく
    ましてや告げることもなく
    あの人を逝かせて しまった
    (^_^;)
    ああなんたる愚か者だ…
    それでも、そう…。
    私は光源氏が羨ましくてたまらない
    *\(^o^)/*

  • 1~10巻まとめて。

    15年くらいぶりで読んだ。
    当時もすごいと思ったけれど、
    多少の知識を蓄えた今
    あらためて大和和紀の素晴らしさを感じた。

    欠落しているはずの帖の描写も、感心。
    「源氏物語」はもちろん「あさきゆめみし」自体にも、ぐっと興味が湧きました。
    壮大。めくるめく世界。
    10巻はタオルが必要。
    ちょっと浸りすぎて、しばらく宇治十帖編(11巻~)に渡れそうにない。

  • 大和和紀さんの源氏物語は、本当に美しく描かれていて、いくつ年を重ねても、何度も繰り返し読みたくなる本です。

  • 【M】

  • 言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。

    高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。

  • これで光源氏の話は終わり。おもしろかった。光源氏は身勝手もいいとこだけど。宇治十帖はあんまりおもしろくない。

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著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン!』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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