- Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061702691
感想・レビュー・書評
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初版と表紙が変更されたのですね。前の表紙は、この巻の内容をよく表していましたが、確かに悲しすぎるのかも…
三の宮(後の匂宮)の無邪気さ、健気さが泣けますね。何故チャラい脇役になってしまうのでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容紹介(amazon)
・若き日の奔放な愛、恋と権力を両手にした40代、六条院の平穏な日々をへて、栄光にみちた光源氏の生涯は、静かに幕を下ろす――。
・夕霧は、柏木の未亡人二の宮を口説き、強引に結婚してしまう。そんな夫の姿に、雲居(くもい)の雁は深く傷つき反抗するのだった。一方、出家を願う紫の上は病の床につき、栄華を極めた光源氏も暗い晩年を迎えていた。
コミック: 209ページ
出版社: 講談社 (1990/01) -
実家に帰ったら姉貴のあさきゆめみしを読むシリーズをもう一冊。雲居の雁一筋だった夕霧が二の宮に入れ込むあたり、血は争えないなぁと思いながらも、うまく振る舞えないところが親父とは違うところだな。紫の上が死に、源氏も最期を迎える。これにて第一部は終了で、この後宇治十帖に続く。
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悲しみの表現がとうりいっぺんでなく、胸を打つ。いつの時代も愛する人の死は簡単なものでは無い。しかし、それゆえにその出会いのかけがえのなさがわかるのだろう。美しい場面が多かった。
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たくさんの情景が心に浮かぶ。けれどもここのフレーズほド私の胸を捉えたのはなかった。あなたの目の前にある大切なものを忘れないようにして下さい 。
(*^_^*)
ともに笑い、共に嘆き、
ともに渡って きた 年月のうちに
私は藤壷 の宮の形 代などではない
紛れもない
紫上自身を
愛していたのだ。
(^_^)a
そのことに私自身思い至ることもなく
ましてや告げることもなく
あの人を逝かせて しまった
(^_^;)
ああなんたる愚か者だ…
それでも、そう…。
私は光源氏が羨ましくてたまらない
*\(^o^)/* -
1~10巻まとめて。
15年くらいぶりで読んだ。
当時もすごいと思ったけれど、
多少の知識を蓄えた今
あらためて大和和紀の素晴らしさを感じた。
欠落しているはずの帖の描写も、感心。
「源氏物語」はもちろん「あさきゆめみし」自体にも、ぐっと興味が湧きました。
壮大。めくるめく世界。
10巻はタオルが必要。
ちょっと浸りすぎて、しばらく宇治十帖編(11巻~)に渡れそうにない。 -
大和和紀さんの源氏物語は、本当に美しく描かれていて、いくつ年を重ねても、何度も繰り返し読みたくなる本です。
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【M】
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言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。
高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。 -
これで光源氏の話は終わり。おもしろかった。光源氏は身勝手もいいとこだけど。宇治十帖はあんまりおもしろくない。